後藤悠仁のヴァイオリニストのためのヴィオラレッスン特設サイト

ヴィオラ上達したいなら絶対に弾くべき名曲はこれ!後編

2021.03.25

みなさん、こんにちわ。楽しくヴィオラ弾けてますか?

前回の「ヴィオラ上達したいなら絶対に弾くべき名曲はこれ!前編」では、第一楽章の最初の19小節までのメロディーのポイントを練習しました。
大切なのは、開放弦の良く響く音を出し、耳で感じながらその響きを次の音につなげていくことでしたね。
ヴィオラの持つ豊かな響きを意識していくと、楽譜にはない音楽記号も必要になってきていました。

今回は第1楽章の21小節目以降から山場である、カデンツァ部分までをレッスンしていきます!

 

まずは姿勢を見直して

と、その前にもう一度基本をチェック。初心者の方は頑張って弾こう!と思ってしまい、つい力が入ってしまいがちです。

楽器を持つ姿勢は力まず、自然な形で持てると良いと思います。胸を張って極端にネックを上げて弾くよりも、肩に当てて少しネックが下がるくらいが良いかもしれません。
あまり上げ過ぎてしまうと、弓を持つ腕が浮いてしまうので、弓に重みがかからずしっかり音が出ない場合があります。
特にヴィオラは楽器が大きく体に負担がかかるので、自分が無理なく楽に構えられる姿勢で弾けると良いですね。

 

曲の後半部分のポイント

 

21小節目以降の小節をまたいだ2分音符も、前半部分と同じようにアウフタクトを意識しながら滑らかにつなげるのですが、アップで弓を完全に上げきらず、次の2分音符につなげられるようにしましょう。

30小節目のAの音は開放弦で弾くと良いとおもいます。
原曲はオーケストラ伴奏で、ソロからオーケストラにバトンタッチするドラマチックな部分ですので、開放的に音を鳴らしてみましょう。ドアをパーン!と開け放って出ていくようなイメージでしょうか?

34小節目からは、高い音のフレーズから、弦をまたいで、低い音のフレーズに移動するような部分になりますが、
C線,G線側に弓を持っていく時に、極端に腕を上げ過ぎないように注意しましょう。

34,35小節のフレーズと、36、37小節のフレーズは同じ形ですが、それぞれ別のフレーズとして新しく語りかけるようにイメージを変えて弾いていくとより表情豊かになると思います。

38小節目のDからHに大きく跳躍する部分は、なるべく自然になめらかに、弓を持つ腕を落として弦を移動できると良いですね。

 

45小節目のカデンツァはこの曲の大きな山場となります。(上の楽譜は、今回使用したインターナショナルカンパニー版に記譜されているカデンツァとは異なりますのでご注意ください。)
ヴィオラの低音域から、高音域まで全てを鳴らす部分ですので、焦らず、しっかりと楽器を響かせて表現していきます。

ここでも、C線の開放弦から始まりますが、その豊かな響きを自分の耳でしっかり感じてから、次のメロディーにつなげていきましょう。
Cの音は人それぞれ長くても、短くてもどちらでも構いません(アドリブです)問題は響きをしっかり確認できてから、次に進めるかどうかです。自分なりに試してみましょう。

カデンツァの最後のロングトーンは、区切らずに、最後のフレーズにつなげて弾いて、フィニッシュです。

この曲の後半部分には、ヴィオラの低音部を弾くフレーズが多く出てきますので、ヴィオラを支えている首元でビリビリと低音が響いていることを感じながら弾いていけると、いいですね。

 

まさにヴィオラの名曲中の名曲!

この第1楽章は、ファーストポジションでゆったり弾けて、技術的にはそんなに難しくない曲かもしれません。

しかし一番大事なのは、音のイメージをどれだけ深く感じて演奏できるかどうかです。
そのことを考えながら弾いていけるこの曲は初心者にとっても、上級者の方にとっても、まさに優れた名曲です。

音をどのように響かせるか?
それは、音楽を志す人たちにとっては永遠のテーマであり、飽くことなく追求していくテーマだと思います。

ぜひ、みなさんもテレマンのヴィオラ協奏曲をレパートリーの一つに加えてみてはいかがでしょうか?
きっと、ワンランクもツーランクも表現力がグレードアップすることでしょう!

是非Youtubeでの本編動画もご覧ください!チャンネル登録もお願いします
またコメント、メッセージもお気軽にどうぞ!お待ちしております!

    応援メッセージ、コメント、質問があればお気軽にどうぞ!お待ちしております!




    This site is protected by reCAPTCHA and the Google
    Privacy Policy and
    Terms of Service apply.
    • 今回出演している熊谷知子さんが経営するバイオリン教室のサイトです。

    • 今回出演している熊谷知子さんが経営する賃貸物件イメージサイトです。

    • 銅版画家である、後藤悠仁さんの奥様が経営する雑貨屋さんです。

    • 今回レンタル楽器を提供していただいている篠崎バイオリン工房さんのサイトです。

    • コーチングコンサルタント 林敬人 之成

      今回のヴィオラレッスンの企画運営をしている株式会社敬人のブログサイトです。

    • 今回の撮影、編集、ウェブサイト制作まで担当したelmareのサイトです。メインは衣装製作です。

    一番上に戻る