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ヴィオラ上達したいなら絶対に弾くべき名曲はこれ!前編

2021.03.21

ヴィオラを始めたばかりの人や、音階練習や、簡単な練習曲もできるようになった方であれば、ワンランク上の表現力を身に付けたいと思いますよね。
そんな方には、テレマンの「ヴィオラ協奏曲」が最適!

その理由は、ヴィオラ特有の記譜法であるハ音記号の楽譜になれるためであり、さらに第一楽章の曲調がゆったりとしたテンポで比較的弾きやすくヴィオラ独特の演奏法を学ぶにはぴったりだからです。

 

テレマンってどんな人?

ここで、簡単にヴィオラ協奏曲の作曲家である、テレマンについて紹介したいと思います。

ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681年-1767) 後期バロック音楽を代表するドイツの作曲家。
クラシック音楽の分野において、史上もっとも多くの曲をつくった作曲家としてギネス世界記録にも認定されているほど。その数なんと、およそ3600曲以上!
オルガン・ハープシコード・リコーダー・リュートなど多くの楽器を演奏することができたらしいです。
音楽家としては長生きで86歳ということもあり、ヘンデル、バッハなど多くの音楽家と交友があった。
どちらかというと、流行音楽を多く作曲していたようで、死後あまり評価は上がらず、知名度で言えばJ.S.バッハに劣ってしまったそうです。
このヴィオラ協奏曲は1716年から1721年頃に作曲されたもの。

第一楽章は、ゆったりとしたシンプルな曲でありながら、たくさんのポイントが隠されている曲であり、今回のヴィオラレッスンの課題曲として選ばれました。
初心者の方はもちろん、中級、上級者の方でも、原点に戻ってヴィオラの表現力を見つめ直せるとても優れた教材だとおもいます。

 

弾いてみよう!

まずは弾いてみること!最初から上手く弾こうとせず、おもいっきり音を出してみることが大事です。
はじめて楽器を弾く人や、ヴァイオリンから持ち替えて弾くという人にとっては、ヴィオラの楽器の大きさに戸惑ってしまいますよね。
弦の太さや、ポジションの取り方などヴィオラ独特な部分はありますが、何度も弾いていればすぐに慣れていくとおもいます。
それよりももっと大切なことは、「ヴィオラらしい芯のある音」を出すように「イメージ」しながら弾くということです。

音の芯の太さ、深さを意識すること大切です。自分が出したい音をイメージしてから出すことがボーイングやフィンガリングなどの身体的な動作に影響するからです。

 

開放弦で準備体操!

まずは、一番最初にやってほしいことは「開放弦」を思いっきり鳴らしてみることです。
余計なことは何も考えないで無駄な力をかけずに出す音が一番良い音がするからです。

一番よく響く音を耳で感じながら、その音を基準にして次の音を出していくようにすると、深いヴィオラらしい音を響かせることができるはずです。

ポイントは、上半身をたっぷり使い、腕の重みを自然に弓にかけて開放弦を鳴らすこと。

お腹の底から息を出すように。呼吸を深く吸ってから弓をおろす。
ヴィオラらしい音を出すには、体全体を意識しながら弾くことが大切です。

 

ヴィオラらしいメロディーの歌い方!

さっそく曲に入っていきましょう!

 

このヴィオラ協奏曲の楽譜は2分の3拍子。2分音符のリズムを揺りかごのように感じながら、ゆったりとメロディーを
鳴らしていきましょう。

9小節からの、それぞれの小節終わりの二分音符から次の二分音符の繋がり(アウフタクト)もなめらかになるように、意識すると良いとおもいます。

12小節の最初のメロディーの区切りの部分も、音の響きを十分に残しながら、次のメロディーに繋げていくイメージを持ちましょう。

16小節のそれぞれのスラーは、一つの和音のように捉えて、区切らないように響かせて弾いていくと良いと思います。
さらに、楽譜の中には書いてありませんが、付点4分音符の中の8分音符の密度を意識しながら弾くと、メロディーがしっかりまとまっていき、より深みがでてくるとおもいます。

また、少し上級テクニックになりますが、
16小節以降の上がっていくメロディーの中の開放弦は、指を離して弾いてしまうと、音がフワッとしまうので、ほんの少し軽くはじくように弾くと音がはっきりして埋もれないようにします。

19小節の最後の音も、思い切って開放弦を使い、よく響かせて終わるのも気持ちよくて良いかもしれません。

 

うたうように!

テクニックというよりも、ヴィオラの深く美しい音のイメージをしっかりもって、失敗することを恐れず、
自信をもって堂々と気持ちよく音を出すことが、どんな事よりもまずは大切なことです。

せっかく豊かな音色を持ったヴィオラなのですから、恥ずかしがらず、ロマンチックなイメージを持って表現していくのも楽しくて、素敵ですね。
どんな楽器を弾く時にもいえますが、歌を歌うようにメロディーをたっぷり、気持ちを込めて奏でることが、表現力アップのポイントです。

みなさんも、ぜひ参考にしていただいて、ヴィオラ協奏曲にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
後半部分のレッスンはまだまだ続きます!

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